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Takumi AIペネトレーションテスト機能の提供を拡大

· 約5分
Tsubasa Umeuchi
Software Engineer @ GMO Flatt Security Inc.

2026年6月15日よりご案内を開始したAIペネトレーションテスト機能について、ご利用いただけるお客様を順次拡大しています。本機能は、指定した目的の達成可能性を、実際の攻撃者の視点で検証する機能です。

攻撃対象と「利用者データの取得」のような具体的な目的を設定するだけで、あとは Takumi が偵察・脆弱性の発見・攻撃を自律的に繰り返します。

なお、本機能は段階的に提供を行っており、すべてのお客様にご提供しているものではございません。ご利用を希望される場合は申し込みページからご登録ください。

AIペネトレーションテスト機能の提供を拡大

背景

ホワイトボックス診断・ブラックボックス診断は、アプリケーション全体の脆弱性を機能と観点のマトリクスに沿って網羅的に検出する機能です。一方で、実際にシステムやアプリケーションの運用を進める中で「個々の脆弱性の一覧」だけでなく、「攻撃者がこの環境で本当にこの目的を達成できるのか」という問いに答えたい場面があります。単体では軽微に見える複数の脆弱性が連鎖し、結果として機密情報の窃取やシステムへの侵入に至るケースは少なくありません。

AIペネトレーションテスト機能は、この問いに答えるための機能です。網羅的な脆弱性検出ではなく、設定した特定の目的に到達できるかどうかに焦点を当て、そこへ至る攻撃パスを Takumi が自律的に探索します。人間のペネトレーションテスターと同じように、偵察で得た情報をもとに仮説を立て、脆弱性を発見、連鎖させ、得られた足がかりを次の攻撃につなげる、という一連の流れを繰り返します。

使い方

攻撃対象と目的を設定することで実行を開始できます。目的は「利用者データの取得」「システムへの侵入」といったプリセットから選ぶだけで、あとは Takumi が偵察から攻撃までを自動で実行します。テストの過程で発見した脆弱性を単独で報告するのではなく、それらを目的達成のためにどのように活用できるかを含めて検証する点が、通常の診断との大きな違いです。

テストの実行中および完了後は、攻撃の到達点を時系列で示すタイムラインと、攻撃経路を可視化する侵入マップを確認できます。テストが完了すると、実施した操作と目的の達成結果をまとめたレポートが出力されます。目的を達成できないまま完了した場合でも、レポートを確認したうえで追加の指示を添え、前回の到達点からテストを再開させることができます。

進捗画面

より詳しい設定方法や利用方法については、ユーザーガイドをご覧ください。

利用開始方法

AIペネトレーションテスト機能は現在、提供対象を段階的に拡大しています。

info

ご利用を希望される場合は、申し込みページからご登録ください。担当者よりご案内いたします。

▼ ユーザーガイド: ペネトレーションテスト