通知グループを設定する
通知グループ とは通知ターゲットを束ねたものです。 この概念は、インシデントが発生した際の通知先が複数ある場合や、とくにその通知先が定期的に変化する場合などに、ワークフロー・ポリシーを変更せずに通知先を変更できるように導入されました。
現在は通知ターゲットのうち、Slack チャンネルのみを通知グループとして束ねることができます。
以下を含む、Slack チャンネル以外の通知ターゲットを、順次通知グループで取り扱えるような機能拡充も予定されています:
- Slack チャンネル
- GitHub Issue / GitHub Pull Request のコメント
Slack への通知を行う場合、事前に Shisho Cloud と Slack ワークスペースを連携しておく必要があります。 詳細に関しては『外部連携を設定する』 を確認してください。
画面右上の歯車 ⚙️ マークをクリックした後表示される画面のうち、通知(Notifications)タブにおいて、通知グループの新規作成・更新・削除が行えます。
通知グループを作成する
通知グループの作成は右上の通知グループの追加(Add Notification Group)ボタンから実施できます。
通知グループの詳細を確認する
通知グループ 一覧から作成した通知グループ をクリックすると、通知グループの詳細を確認できます。
通知グループを更新する
通知グループの詳細画面では、以下を行うことができます:
- 「通知先」タブ、あるいは「コードで更新」タブから、通知ターゲットをその通知グループに紐付ける
- 「設定」タブから、名前、説明文の更新、削除などを変更する
通知ターゲットを通知グループに紐付ける
通知ターゲットを通知グループ に紐付ける方法は以下のとおりです:
「通知先」タブから紐付け
新たな通知ターゲットを通知グループに紐付けたい場合は、「通知先」タブ内の新たなチャンネルの追加(Add new channel)をクリックしてください。 連携済みの Slack ワークスペースを選択し、ワークスペース傘下の Slack チャンネルを選択することで、新たな通知ターゲットを追加できます。
既存の通知ターゲットは、適宜編集でき、削除(Remove)をクリックすることで紐付けを解除することもできます。
全ての追加・更新・削除の完了後に更新(Update)ボタンをクリックすると、変更が保存されます。
通知ターゲットの追加設定を行う
通知ターゲット の種類によっては、実際に通知を受け取るために、個別の設定が必要となる場合があります。
Slack 通知の設定をする
Slack チャンネルで通知を受け取るには、Slack ワークスペースと連携するのに加えて、以下の操作が必要です:
- Slack ワークスペース側にて、Shisho Cloud の Slack App を通知を受け取りたい Slack チャンネルに追加する
この設定は Slack 側 にて行う必要があります。
まずは Slack での通知を希望するチャンネルを右クリックし、"View Channel Details" を選択してください。
すると下記の画面へ遷移します。 そこで、Integrations タブを選択し "Add an App" をクリックしてください。
すると Slack App 一覧が表示されます。 "Add" をクリックしShisho Cloud なる Slack App を Slack チャンネルに招待してください。
Shisho Cloud という名称の Slack App が表示されない場合、該当の Slack ワークスペースと Shisho Cloud との連携が完了していない可能性があります。 『Slack ワークスペースを連携する』に従って設定してください。
Shisho Cloud と Slack ワークスペースの連携時に、Slack 側該当のメニューが見つからない場合は、Slack 側の UI 変更の可能性や、Slack ワークスペースのオーナー(管理者)が当該メニューへのアクセスを制限している可能性などが考えられます。 このような問題で、Shisho Cloud と Slack ワークスペースが連携できない場合は、サービス運営元(Flatt Security)にお問い合わせください。
Slack チャンネルへテストメッセージを送信する
実際にワークフローで通知機能を利用する前に、必要な設定が完了しているか確認したい場合は、下記のテストメッセージの送信(Send test message)機能を利用して該当の Slack チャンネルにメッセージを送信してみてください:
設定が正常に完了している場合、下記のようなテストメッセージが確認できるはずです:
もし確認できない場合は、『Slack ワークスペースを連携する』 の手順と、Slack App の通知先 Slack チャンネルへの招待が完了していない可能性があります。 両方とも完了しているのに、それでもテストメッセージが受信できない場合は、サービス運営元(Flatt Security)にお問い合わせください。