# Takumi AIペネトレーションテストがより粘り強く目的の達成を目指すように改善

**AIペネトレーションテスト**を改善し、Takumi が目的の達成に向けて、より粘り強くテストを続けるようになりました。

## 概要

今回の改善では、Takumi がペネトレーションテストを進める方法を全体的に見直しました。テストの途中で得た情報を次の攻撃に生かしやすくなり、設定された目的の達成に向けて、これまでより深く攻撃経路を探索するようになります。

## より粘り強い探索の実現

これまでは、クレジット上限に余裕があっても、Takumi が早い段階でテストを「未達成」として終えることがありました。今回の改善により、Takumi は残クレジットに余裕がある間、まだ試していない攻撃経路をより積極的に探して検証を続けるようになります。設定したクレジットを十分に生かせるようになるため、これまで見つからなかった攻撃経路や攻撃手法を発見できる可能性が高まります。

改善前後でのテストの進み方の違いは、次の図のとおりです。

![改善前後でのテストの進み方の違い](/docs/ja/_md-assets/a6c71a1942-persistence.png)

なお、対象システムに接続できないなど、続けても進展が見込めない場合は、これまでどおりクレジットに余裕がある場合でも終了することがあります。

## 発見・観測した事項を基にしたテストの実施

クレジットに関する制御以外の変更点として、Takumi はテスト中に判明した対象システムに関する知識や、観測した事象を積極的に記録しながらテストを進めるようになりました。これにより、レポートにおいて目的が達成されたと主張される場合、その根拠がテスト中に実際に検証された事項へと明確に紐付けられるようになります。

記録した事項は、テストを再開したときや、結果を引き継いで新しいペネトレーションテストを開始する際にも引き継がれます。テストを繰り返すことで、確認済みの事項の上に次のテストで得た結果が積み重ねられるため、より精度の高いテストを実現できます。

## クレジット消費について

テストを未達成かつ早期に終了する挙動が抑えられるようになったため、目的を達成できずに終わるテストでは、これまでより多くのクレジットを消費する場合があります。目的を達成したテストは、これまでどおり達成した時点で終了します。

なお、設定したクレジット上限を超えて請求されることはありません。消費を抑えたい場合は、テストの作成時や再開時にクレジット上限を調整してください。

## 利用開始方法

設定の変更は不要で、今後開始または再開するペネトレーションテストに適用されます。これまで目的を達成できなかった対象にも、改めてテストを実行してみてください。

▼ ユーザーガイド: [ペネトレーションテスト](/docs/ja/t/assessment/features/pentest)
