# Takumi Runner が cicd-sensor との連携に対応

Takumi が、オープンソースの eBPF ランタイムセキュリティセンサー [cicd-sensor](https://github.com/cicd-sensor/cicd-sensor) との連携に対応しました。GitHub ホステッドランナーや GitLab CI/CD など、**Takumi Runner の専用ランナー以外で実行される CI/CD ジョブからもトレースログを収集**し、Takumi で管理できるようになりました。

![Takumi Runner と cicd-sensor の構成比較](/docs/ja/_md-assets/560ca1122d-integration-patterns.svg)

cicd-sensor のトレースログは本日同時にリリースした[脅威検出](/docs/ja/r/202608-takumi-runner-threat-detection)機能にも対応しています。

## 背景

Takumi Runner は、Takumi の専用ランナーでジョブを実行することによって、プロセス実行・ネットワーク接続・DNS クエリ・ファイルアクセスといった eBPF トレースを収集する仕組みです。一方で、実行環境の制約や移行の手間などの理由で、 Takumi Runner に移行することが難しい場合もあります。

そこで、実行環境の移行が必要ない cicd-sensor を活用する手段の提供を開始しました。 CI/CD パイプラインに cicd-sensor を導入し、Takumi の Manager のエンドポイントと認証情報を指定するだけで、トレースログを Takumi に送信できるようになります。

上記アーキテクチャー図の通り、Takumi Runner では CI/CD ジョブを弊社運用の専用ランナーで実行することによってトレースログを収集します。cicd-sensor 連携は、GitHub ホステッドランナーやご自身で運用されているセルフホステッドランナーなど、今までのご利用の環境に cicd-sensor を導入してそこでトレースされたログを Takumi に送信する仕組みです。

## メリット

cicd-sensor から収集したトレースログは、Takumi Runner のトレースログと同じ扱いで管理されるため、トレースログの可視化・検索や脅威検出をご利用いただけます。

**トレースログの可視化**

Shisho Cloud の画面からは[可視化されたトレースデータ](/docs/ja/t/runner/features/trace-visualization)を確認できます。

![ネットワークタブ](/docs/ja/_md-assets/c763759531-job-network.png)

**トレースログの検索**

Shisho Cloud では集めた[トレースログの内容を検索](/docs/ja/t/runner/features/trace-search)することができます。サプライチェーンインシデントが発生した期間中に実行されていた CI/CD ジョブに影響があったかを確認できます。

![検索結果](/docs/ja/_md-assets/e89e9f59f0-trace-search-results.png)

**脅威検出**

[脅威検出](/docs/ja/r/202608-takumi-runner-threat-detection)は、サプライチェーンインシデント時に能動的にトレースログをもとに影響調査を行い、影響があった場合に通知を送る機能です。ご利用いただくとご自身での調査が不要になるため、専門知識不足やインシデントの見逃しなどが解消されます。

![サプライチェーンインシデント発生時の対応：これまでと脅威検出機能](/docs/ja/_md-assets/2ad9f7521b-threat-detection-before-after.svg)

## サポートされている CI/CD パイプライン

cicd-sensor の連携は実行環境に依存しないため、基本的に cicd-sensor がサポートする CI/CD パイプラインには対応しています。本稿執筆時点では、GitHub Actions および GitLab CI/CD がサポートされています。なお、GitLab CI/CD に関しては、セルフホストの GitLab Runner（Docker executor）が対象となります。

## 利用方法

cicd-sensor の連携は、以下 3 ステップで行います。

1. CI/CD ジョブに cicd-sensor を導入
2. Takumi の Manager を cicd-sensor の `manager-url` に設定
3. cicd-sensor の `manager-token` に認証情報を設定

### GitHub ホステッドランナー

cicd-sensor のステップをジョブの先頭に追加し、パラメータ `manager-url` に Manager エンドポイントを指定します。

```yaml
jobs:
  build:
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
      - uses: cicd-sensor/cicd-sensor-action@a803a7bc1890f85d3f2feb7c29b74b5c730da6c2 # v0.0.37
        with:
          manager-url: https://manager.cicdsensor.cloud.shisho.dev
          manager-token: ${{ secrets.SHISHO_CICD_SENSOR_TOKEN }}
```

認証（`manager-token`）は、Shisho Cloud のボット経由で行われます。ボットの作成など、認証の設定方法は[ユーザーガイド](/docs/ja/t/runner/features/cicdsensor-integration)をご確認ください。

ジョブの実行が完了すると、ジョブとトレースの内容が Shisho Cloud コンソールに反映されます。

### GitHub セルフホステッドランナー・GitLab CI/CD

これらの環境では、cicd-sensor がランナーのホスト上で動作するため、パイプラインではなくホスト側で cicd-sensor の導入と Manager エンドポイントの設定を行います。設定方法は [cicd-sensor のドキュメント](https://cicd-sensor.github.io/user-guide/self-hosted-install.html)をご確認ください。

Takumi の Manager エンドポイントは `https://manager.cicdsensor.cloud.shisho.dev` です。

認証情報は、Shisho Cloud で API キーを発行し、 `manager-token` として指定します。ボットの作成や API キーの詳細は、[ユーザーガイド](/docs/ja/t/runner/features/cicdsensor-integration)をご確認ください。

## 料金体系 {#pricing}

cicd-sensor 連携をご利用いただくには Takumi Runner の基本プランが必要です。

基本プラン内では、毎月ジョブ実行時間の合計 3000 分のトレースログまで受け付けます。今年2026年9月1日以降、3,000 分を超過したジョブ実行のログ受け付けには、分単位で料金が発生します。

:::info
2026年8月31日までは 3000 分の上限なしでトレースログを受け付けます。
:::

cicd-sensor 連携の料金体系の詳細は[料金体系](/docs/ja/t/runner/billing/pricing)をご覧ください。

## Takumi Runner の利用開始方法

cicd-sensor 連携も含め、Takumi Runner を利用するには、Takumi サブスクリプションの契約と Runner の有効化が必要です。

1. [https://cloud.shisho.dev/hello/takumi](https://cloud.shisho.dev/hello/takumi) にアクセスし、サインインしてください
2. 組織を登録し、Takumi サブスクリプションを契約してください
3. 画面左のサイドバーから **Runner** > **設定** にアクセスしてください
4. 「有効化する」ボタンをクリックして Runner を有効化してください

![Runner セットアップ画面](/docs/ja/_md-assets/3354acbffc-ui-runner-settings.png)

有効化が完了したら、[cicd-sensor 連携のユーザーガイド](/docs/ja/t/runner/features/cicdsensor-integration)に従ってセットアップを進めてください。
