# トリアージを始める

セキュリティへの取り組みは、リスクの継続的な洗い出しと、リスクの継続的な低減・解決の両輪で成り立つものです。
ここまでのステップを通して、Shisho Cloud の初期設定は完了できましたから、ここからは日々のリスク把握・解決のワークフローを実践してみましょう。

## 対応すべきことを把握する

Shisho Cloud による検査結果が確認できるようになったら、**ダッシュボード** の **評価結果**欄を確認してみてください。
標準設定では、ここには対応の緊急度順に重要な検出事項（ポリシーへの違反事項）が並びます:

![](/docs/ja/_md-assets/165d749286-finding.png)

ここではおよそ、検出されたセキュリティ上の課題・推奨事項について、以下の内容を確認できます。

- 詳細にはどのような問題か
- どのようなリスクがあるのか
- 修正に向けた方針や Tips

## トリアージ方針を決定する

検出されたセキュリティ課題・推奨事項が把握できたら、その課題にどう向き合うかを検討しましょう。
Shisho Cloud では、新しく検出された事項は必ず **レビュー待ち** 状態として扱われます。
この状態からは、以下の 3 つの選択肢から方針を選択できます:

- **要対応扱いにする**:
- **指定した期限まではリスクを受容する**
- **リスクは受容できるので、対応しない**:

![](/docs/ja/_md-assets/5ed2f2c582-triage-button.png)

これらを選択することで、検出項目は、以下のいずれかの状態に遷移します:

- **レビュー待ち**
- **要対応**
- **リスク受容中（期限付き）**
- **リスク受容中（無期限）**

**レビュー待ち** と **要対応** ステータスにあるものが、組織的に今向き合うべき課題であり、**リスク受容中** ステータスにあるものは今は意識の外に置いてよいもの、と使い分けるのが好ましいでしょう。

:::info

種々の統計が表示されるダッシュボード上で表示されるのは、**レビュー待ち** と **要対応** ステータスにある検出事項に限られます。
リスクを受容している検知事項の総量は、また別のダッシュボードとして提供予定です。

:::

## 通知によるトリアージ状況の共有

[通知設定](/docs/ja/g/getting-started/setup-notification.md) で指定した最低緊急度以上の問題のトリアージプロセスは、以下のように各種通知先にも通知されます。

**Slack 通知の例**

![](/docs/ja/_md-assets/149b4d470c-notification-default-slack.png)

**メールによる通知の例**

![](/docs/ja/_md-assets/d22fc520f6-notification-default-email.png)

:::note
[**通知ワークフロー** の編集画面](https://cloud.shisho.dev/*/workflows/edit?wfid=notification-security)にて `triggers` セクションを編集することで、トリアージの通知を絞り込むこともできます:

```yaml
triggers:
  triage:
    # send notifications when...
    - event: [updated]
      status_changed_to:
        # 問題のレビューが必要です
        - awaiting_review
        # 問題は認識済みであり、これ以上の対応は不要です
        - acknowledged
        # 問題は修正が必要な状態としてマークされています
        - action_required
        # 問題は修正済みです :tada:
        - secure
        # セキュリティ上の問題があったリソースが削除されました
        - deleted
    # 対応が必要な検出結果に関する通知を送信する
    - event: [created]
      status_changed_to:
        - awaiting_review
```

例えば、新たなリスクが検出されたとき、あるいは設定の修正・削除によりリスクが解消された場合にのみ通知し、トリアージに関する途中経過を通知しない場合は、`triggers` セクションを以下のように編集することでそれが実現できます:

```yaml
triggers:
  triage:
    # send notifications when...
    - event: [updated]
      status_changed_to:
        # the issue was fixed :tada:
        - secure
        # the resource with security issue(s) gets deleted.
        - deleted
    # send notifications on a finding needs your action
    - event: [created]
      status_changed_to:
        - awaiting_review
```

:::
